君の膵臓をたべたいについて、語っていきます。一回見るだけじゃ、物足りないから、1週間借りられる時を待っていたんだよね。

主題歌
op

ed
主題歌はどちらがすきか、どちらでもいいけど、edの方が好みですね。
─ありがとうとさようならもここに居るんだよ
─何千回何万回でも思い返してもいい
から続いて、最後の ─新しい君とやがて来る春に
これらの歌詞で、上げるとしたら、最後の曲が心に響いたし、エンディングのシーンと重ねているなと思った。

感想
あらすじやネタバレを見たい方は、ネットなどで調べてください。注目した点とかしか、語らないので。

好きな所は色々あるけど、あげていく。

その1「生きる意味」
この物語は、膵臓の病気についての話。
この話を見ていて、前半に言っていた、さくらが図書館で言っていた「死ぬまでにやりたいことはあるでしょう?でも今、それをやってないじゃん。私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ、きっと。一日の価値は全部一緒なんだから、何をしたかの差なんかで私の今日の価値は変わらない
この台詞が気になっていた。
普通のことをしたいといったさくら。
『日常』という普通ような当たり前の生活をしても、何かを求めて生きても、だけどその価値は変わらないし、全部一緒。でも、これが楽しいな、この店を教えようとか。人を通して、その心を伝えたい。ここに私がいた『証明』を。
病院で生きる意味を聞くときに、「心を通わす。そのものをさして、生きるっていうじゃない」と言っていた言葉を聞いて、そのことを図書館の言った台詞に当てはまるのではないかと思った。考えすぎかもしれないけど。
でも事情を知っていたらどうなるか。浜辺で言っていた「日常を取り戻すので精一杯」「よそよそしくなる」などとさくらの言葉を聞いて思った。やっぱり、これを聞いてしまうと、どうしても暗い話になってしまうし。そんな時間を過ごしても、楽しくないと聞いて、さくらと同じことを思った。
でも、春樹はそれを知っても、普通に過ごしてくれた。恋人や友達そんな価値を必要とせず、彼女がしたいことに付き合ってくれた。当たり前に接してくれて、それが彼女にとって嬉しかったと。

その2「さくら死んでしまう瞬間」
その瞬間って、やっぱり思っていた死にかたは、病気でなくなる。という物語が出来上がっていたわけだ。
でも、死んでしまう瞬間って、病気ではなく、殺されてしまうこと。これを見たとき、まじかと思った。「死ぬよ」と言っていたが、それが違う結末だったとは。これは『命の重さ』について、改めて考えされた。
いつか来るとわかっていたけど、それが突然来てしまう。それは、誰にも予測できない。そう思うと、命は平等だなと。まあ、これは人の言葉を聞いてそう思った。
それを見て、思ったことは多分。
自分の小説に出てくる台詞「好きな気持ちや大切な気持ちは、今いった方がいい。
……明日には、そいつがいなくなってしまうかもしれない。そうなったら、言えなくなるぞ」突然に来るから、伝えたいことは先に言った方がいい。後悔したくないと思うなら。
その気持ちが、先に出てきたかな。やっぱり後悔は最初に出てきてしまった。
その後に後悔だけじゃなく。
きょうこに本を見せたシーン、その後に友達になって欲しいと。さくらのように前に進む道を選んだ。人と心を通わすことを。
最後にきょうこと春樹を見届けるように、桜が落ちていくシーンは、良かったね、これから仲良くとか、そんな言葉が伝わってきた。

その3「主人公の名前が最後にわかる」
ずっと君って言った。さくらも春樹も。名字すら言わずに。
クラスとかも、主人公の方は名字すら出さない理由は。黒雪姫やキョンみたいなあだ名もないし。まあ、これらは本名語られていないけど。
主人公の名前、ずっと考えていた。さくらの名前の意味も同時に。
さくらだから、春が繋がる気がするけど違うのかなと。最後まで隠して、『春樹』と聞いて。その後に、「─私は君に必要されるのを待っていたかもしれない。桜が咲く時を待っているみたいに」
桜が咲く時を待って、春の樹に必要されて、咲く瞬間を。こんな感じようなの意味が込められていたとは。
最後に春樹がさくらと呼んだ時も。先程言ったけど、桜があったシーンも。
やっぱり、本名を語たらないまま、終わるのは、すっきりしないんだよね。勿論、意味も含めて。それらがあって、成立する気がする。

こんな感じ。
あげていなかった、終盤の日記帳を見るシーンは感動できる瞬間だと思います。「君の膵臓をたべたい」という気持ちが届いていたことも、それらも好きなシーンに含まられています。
その点を語ったら、今回上げたこれらが出てこなくない前に語り尽くしていそうだもん。

以上です。
実写版も評判いいみたいだし、レンタル屋で探して見ようかなと思ってます。その時は比較していきたいな。
感想の途中にあげているmadは、好きなものを取り上げて見ました。